こんにちは、Noko(のこ)です!
NHK大河ドラマ「青天を衝け」で心に残った場面やセリフをご紹介するのは、これで2回目。
今回の記事では
第3回「栄一、仕事はじめ」
からご紹介します!
「あぁ、分かる!このセリフ響くわ!」
というものから、
「え?私は何とも思わないな…」
というものまであるかと思いますが、完全に私の主観で選んでます。
ドラマを観た方も、観ていない方も、何か感じられるものがあれば幸いです!
※この記事はドラマの内容を含みます。ネタバレが嫌な方は下記の配信先などから先にドラマをご覧ください。
では、心に残った場面やセリフをご紹介していきます!
(登場人物の敬称は略しています)
「青天を衝け」第3回で特に心に残った場面や言葉【5つ】
第3回「栄一、仕事はじめ」より。
今回紹介する登場人物はこちら↓
登場人物を詳しく知るため、主な登場人物の相関図を見る(NHKのページへ)
『人の道を知り 役に立ちたい…』
尾高家 尾高千代のセリフ。
『おなごとて人だに。
千代も 人として もののことわりをちっとでも知っておきたいと思っただけです。』
『おなごとて人の道を知り 役に立ちたいと思うんは なんの不思議もない。』
女性が学ぶ必要がないように思われていた時代に、自ら学びたいと思い、学問を教えている兄の惇忠に論語の言葉の意味を問うシーン。
江戸時代でも、女性も学んで人の役に立ちたいと思われる姿に心打たれました!
ところで、このとき千代が惇忠にたずねた論語は、
”子曰く、君子は言に訥にして、行いに敏ならんことを欲す” で、
”ペラペラよくしゃべるより何も言わず素早く行う方が君子にふさわしいという孔子様の教え”と、ドラマ中ではこのように伝えていました。
…口だけでなく、素早く態度(行動)で示して、人の役に立ちたいものです。
『…皆が皆つながって生き生きとしとる。』
初めて江戸に連れて行ってもらった栄一が放ったセリフ。
『この町は商いで出来てる。
物を作るもんも 運ぶもんも 売るもんも それを買ってるもんも 皆が皆つながって生き生きとしとる。』
当たり前と思うことかもしれませんが、身の回りのさまざまなものが多くの人と繋がって、自分のところに届いています。
”生き生きとしとる”っていうのが良いですね。
映像を見ると、生き生きとした感じ、活気がよく伝わってきます。
ネットで簡単にものが手に入る時代になった今、繋がっている人たちを直接見ることは少なくなりました。
「ものの向こうには、見えないけれど皆と皆の繋がりがある。」
…繋がりに思いを馳せてみたくなりました。
このとき、江戸はとても栄えて賑わっていたようです。
血洗島で生まれた栄一にとって、とても刺激があったんでしょうね。
江戸での商いの刺激が、栄一の今後の行動に影響を与えているように感じられます。
『おい 泣いてる暇はないぞ!』
いい出来だった藍の葉が虫にやられてしまって、周りが落胆しているときに放った市郎右衛門(栄一の父)のセリフ。
『おい 泣いてる暇はないぞ!
とにかく急いで無事な藍葉を刈り取れ。
少しでも早く残った分を刈り集めるんだ。』
『信州や上州へ行って買ってくるしかねぇが…』
トラブルに見舞われても、冷静に”今”すべきことを周りに指示し、自分ができることを考えて行動する市郎右衛門。
リーダーシップをしっかり取れていて、付いていきたくなる人物だなぁと思いました。
人を引っ張っていくときは、市郎右衛門のような人物をイメージして行動していきたいものです。
『当てにされてねぇことはないと思うけどねぇ。』
父に子ども扱いされ、当てにしてもらえず『さみしい』とこぼす栄一に放った、ゑい(栄一の母)の言葉。
『当てにされてねぇことはないと思うけどねぇ。』
このセリフの前に、栄一は
『親に当てにされねぇんは さみしいもんだに。』
と言っています。
栄一の「自分も役に立ちたい」という気持ちを汲んで、ゑいは栄一のためにも動きます。
親が子どもを当てにしていなければ、信用していなければできないような行動をゑいは起こします。
この親心にとても感動しました…。
『よくやった。』
栄一が初めて一人で藍葉の買い付けに行き、その買い付けに対する栄一への市郎右衛門からの言葉。
『よくやった。』
職人気質(そう)な市郎右衛門が、栄一をきちんと評価し、認めているところが良かったです。
良いと思っても、口に出して認めることって難しかったりしますよね。
ましてや、言う相手が息子なら尚更です。
栄一を評価し、認め、次からの買い付けに一緒に回るよう伝える市郎右衛門。
ステップアップした仕事を与えます。
本当にできたお方だと感じます。
上記以外の心に残った場面や言葉
上記以外にも第3回で心に残った場面や言葉があるのでご紹介。
『私はあの夜… お前の言葉に力をもらった。』
『そして…どうにかここまで生き延びた。』
釈放された 砲術家の高島秋帆が偶然にも出逢った栄一に発した言葉。
『俺が守ってやんべぇ この国を。』
という、少年時代の栄一が秋帆へ放ったセリフが彼を支えていたのです。
時を経て、栄一と秋帆がお互いを刺激しあっていることが分かったのには鳥肌が立ちました。
とても感慨深いものがありましたね。
栄一『来年も また必ず うちに売ってくれるかい。』
藍農家『もちろんだらず!』
栄一『おお ありがてえ。よろしく頼むで。』
栄一ひとりだけで藍葉を買い付けに行った先での、栄一と藍農家との会話。
お互いを信用し、”双方よし”の関係を築く栄一。
やっぱり商売はそれぞれに「良い状態」であるのが望ましく感じます。
父なしで買い付けに行って、うまくやる栄一はすごい手腕の持ち主です…。
さいごに
以上、大河ドラマ「青天を衝け」で心に残った場面や言葉を(主観で)ご紹介しました。
- 『人の道を知り 役に立ちたい…』
- 『…皆が皆つながって生き生きとしとる。』
- 『おい 泣いてる暇はないぞ!』
- 『当てにされてねぇことはないと思うけどねぇ。』
- 『よくやった。』
どれか一つでも気になるものはありましたか?
この記事を見てくれた方の心に残るものがあれば嬉しく思います♪
◇ ◇ ◇
もちろん、今回ご紹介した場面や言葉”そのもの”も良いですが、俳優さんたちの迫真の演技でとても魅力的な作品に仕上がっています。
このドラマを観て、損はないと思います!
気になる方は是非、映像でも観てみてくださいね♪
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