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NHK大河ドラマ「青天を衝け」で心に響いた場面と言葉! #3 (第4回より)

アイキャッチ 青天を衝け セリフ03 ドラマ

こんにちは、Noko(のこ)です!

NHK大河ドラマ「青天を衝け」で心に残った場面やセリフをご紹介するのは、これで3回目。

今回の記事では

第4回「栄一、怒る」

からご紹介します!

「あぁ、わかる!このセリフ響くわ!」
というものから、
「え?私は何とも思わないな…」
というものまであるかと思いますが、完全に私の主観で選んでます。

ドラマを観た方も、観ていない方も、何か感じられるものがあれば幸いです!

※この記事はドラマの内容を含みます。ネタバレが嫌な方は下記の配信先などから先にドラマをご覧ください。

では、心に残った場面やセリフをご紹介していきます!
(登場人物の敬称は略しています)

「青天を衝け」第4回で特に心に残った場面や言葉【3つ】

心に残る2

第4回「栄一、怒る」より。

今回紹介する登場人物はこちら↓

青天を衝け 紹介 登場人物 4

登場人物を詳しく知るため、主な登場人物の相関図を見る(NHKのページへ)

『食するごとにそれを忘れぬように…』

徳川慶喜がご飯を食べる前に行う、父(徳川斉昭)からの教えを平岡円四郎(慶喜の諍臣)に話すシーン。

『これは農人形といい 米の一粒一粒は民の辛苦であるゆえ 食するごとにそれを忘れぬようにという 父の教え。』

農人形とは
茨城県水戸市で作られる素焼きの人形。江戸末期、水戸藩主の徳川斉昭(とくがわなりあき)が農民と五穀に感謝し、農民の像を作って食膳に置いたことに由来する。

引用:Weblio辞書 デジタル大辞泉 「農人形」

食物は農民が苦労して作ったもの。
気候、天候、害虫、肥料の調整、水やり、手入れなど…手間暇かけ、うまくできた食べ物だけが膳に並びます。

食の苦労も全くないであろう水戸藩の一橋家のお方であるのに、民の気持ちも考えられていた斉昭と、その考え・教えをしっかりと行う慶喜に驚きました。

食べ物が目の前にあるのは当たり前ではないことを忘れずに、これからも感謝していただきたいと思います。

農人形は第1回の放送「栄一、目覚める」でも映像に登場しています。(慶喜が”七郎麻呂”と呼ばれていた子供の時です)気になる方は観てみてくださいね♪

『ここのみんなで また来年も高め合っていい藍を作り 武州藍を大いに盛り上げてぇと思ってんだ。』

血洗島で藍農家を労う宴会を仕切る渋沢栄一が、藍農家さんたちへ言ったセリフ。

『ここのみんなで また来年も高め合っていい藍を作り 武州藍を大いに盛り上げてぇと思ってんだ。』

武州の藍を日本一にしようと頑張る父の想いを、まだ若手であろう栄一が自分より年上の方たちに伝えるシーンが良かったです。

父を尊敬し、その想いをみなと共有しようと、ストレートに伝える姿が格好良い。

周りのみんなを巻き込んで、”全体で”盛り上げていこうとする姿勢が素晴らしいです。

『来年こそは わしが一層よい藍を作って 番付の大関になってみせるんべえ!』

宴会の場で、来年の藍作りに意気込む藍農家の角兵衛さんのセリフ。

『来年こそは わしが一層よい藍を作って 番付の大関になってみせるんべえ!』

年齢や実務年数など関係なく、藍の出来で順位を付けるやり方を提示された今回の宴会。

ベテラン藍農家の風格をもつ角兵衛さんは、前は上座にいたが、今回は上座から離れたところに座るように言われていた。

そんな角兵衛さんですが、新しい順位の決め方に「面白い」と言い、盛り上げる。

いい藍を作った自分より若者に話を聞き、来年こそはと熱意に燃える姿が頼もしかったです。

年齢に甘んじず、常にトップを狙う心持ちを忘れずにいたいと思いました。

角兵衛さんのセリフで周りも盛り上がり、とても気持ちの良いシーンでした。

実はこの宴会の仕切り、栄一が頼んで仕切りをやらせてもらっていました。
例年の宴会での決まった座席(上座など)とは違う座席を決め、座ってもらっていたんですが…
ここでのシーンは不穏な空気が流れ、息詰まる展開もありました。

この緊張感はぜひ動画でご覧ください!

上記以外の心に残った場面や言葉

上記以外にも第4回で心に残った場面や言葉があるのでご紹介。

『私に少しでもおごりや過ちがあれば 必ず いさめてほしい。』

徳川慶喜が円四郎に諍臣(ソウシン)をお願いしたときのセリフ。

徳川慶喜ともあろうお偉い方が、慢心せず、実に賢い人物だったことが伺えます。

上に立つほど自分の影響力が強まり、自分の過ちを認めにくくなりますよね。
自分を見失わないよう、間違った方向へ行かないように、自分を諫める人物を置くとこはとても大事ですね。
(その前に、諍臣を頼もうと思う心が必要ですね。)


『名代には名代の務めがございます。』

栄一が岡部の陣屋へ父の名代として行って、代官へ言った言葉。

栄一は”父の名代”として来ていることを主張。
軽々と返事をできないような申しつけに、その場で、自身の判断だけで即答しない。
代官からの申しつけを「父に申し伝えた上…」と言い、その場で承知することを断っている。

(一緒に陣屋にいた百姓たちは、刀と権力を持つ代官に逆らえず、理不尽な申しつけにも承知していた。)

たとえ偉い人を前にしていても、ただなされるがままではなく、主張する栄一の勇気に心打たれました。

その気になれば、代官は腰に添えた刀で栄一を斬ることもできたでしょう…。

「承知した」と言わない栄一を前に、代官は刀に手をやり…緊迫したシーンでした。


『500両という金は 決して名代の俺が へぇへぇと軽々しく 返事をしていいような額じゃねぇ。』

岡部の陣屋から帰ってきた栄一が、父 市郎右衛門に問いかけたセリフの一部。

名代として岡部の陣屋へ出かけ、そこで感じたことを父に話す栄一。

当時の500両というのは大金です。

今でいう2,000~3,000万円(江戸中期~後期の価値で換算)です!

参考サイト:貨幣博物館 Q5.江戸時代の一両の現在価値はどのくらいですか?

栄一のセリフでも、

『藍葉をかご一つ大体30文で買っている。』
『多くの者を雇って藍玉にし それを一つ1両ちょっとで紺屋に売る。』
『かっさまや姉さまが育てている お蚕さんは ひとつき寝ずに繭をとって ひとつかみでせいぜい1文…』

といったものがあり、御用金500両を出すのがいかに大変かがわかりますよね。

お金の価値をしっかりとわかっており、それをわかった上で代官に対応していたんですよね。

自分一人で稼いだものではなく、多くの人の力を使って得たお金なので、余計に思うところがあったのではないかと思います。

栄一は芯の通った、しっかりした人物だなと強く感じました。

さいごに

以上、大河ドラマ「青天を衝け」第4回「栄一、怒る」で心に残った場面や言葉を(主観で)ご紹介しました。

  • 『食するごとにそれを忘れぬように…』
  • 『ここのみんなで また来年も高め合っていい藍を作り 武州藍を大いに盛り上げてぇと思ってんだ。』
  • 『来年こそは わしが一層よい藍を作って 番付の大関になってみせるんべえ!』

どれか一つでも気になるものはありましたか?

この記事を見てくれた方の心に残るものがあれば嬉しく思います♪

◇ ◇ ◇

今回は怒りの感情が強く残る回だったように思います。

観ている自分も栄一に心重ね、理不尽なことに苛立ちを強く覚えました。

悔しくて、悔しくて…やるせない気持ちにもなりました。

視聴者を惹き込む魅力いっぱいの本当に素晴らしいドラマなので、未視聴の方はぜひ、映像を観てみてくださいね♪

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闘病中のため、食・健康に良さそうなことも実践しています。

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