こんにちは、Nokoです!
NHK大河ドラマ「青天を衝け」で心に残った場面やセリフをご紹介するシリーズの6回目。
今回の記事では
第8回「栄一の祝言」
第9回「栄一と桜田門外の変」
からご紹介します!
「あぁ、わかる!このセリフ響くわ!」
というものから、
「え?私は何とも思わないな…」
というものまであるかと思いますが、完全に私の主観で選んでます。
ドラマを観た方も、観ていない方も、何か感じられるものがあれば幸いです!
※この記事はドラマの内容を含みます。ネタバレが嫌な方は下記の配信先などから先にドラマをご覧ください。
では、心に残った場面やセリフをご紹介していきます!
(登場人物の敬称は略しています)
「青天を衝け」第8回で特に心に残った場面や言葉【3つ】
第8回「栄一の祝言」より。
今回紹介する登場人物はこちら↓
登場人物を詳しく知るため、主な登場人物の相関図を見る(NHKのページへ)
『その苦労をしねえと 見れねぇ景色があった。』
渋沢栄一が尾高惇忠と出かけた旅での内容と感想を尾高千代に言ったセリフ。
『その苦労をしねえと 見れねぇ景色があった。』
険しい道を進んでいったからこそ見られた絶景。
人生を物語っているように感じられました。
この旅で栄一の進むべき道がハッキリしたようで、観ていて気分爽快でした♪
自分の進む道とこれからのことを語るときの栄一は特に格好良かったです(^^)
『幸せにしろよ。』
渋沢喜作から栄一への言葉。
『幸せにしろよ。』
好きな人(お千代)をかけての真剣勝負で栄一に勝った喜作。
にもかかわらず、みずから身を引き、栄一に『幸せにしろよ。』と言える強い心。
男気あって格好良かったです(^^)
喜作が栄一にお千代を譲ったのは、真剣勝負でお千代が栄一を応援したことがきっかけだと思います。
失恋してとても辛かったでしょうに…
喜作には「よし」さんと幸せになってほしいですね。
『いつかまた プチャーチンやハルリスと 会った時 困らねぇよう 洋書でも読んで過ごすさ。』
大老 井伊直弼による弾圧で西丸留守居に左遷された川路聖謨から平岡円四郎へのセリフ。
『いつかまた プチャーチンやハルリスと 会った時 困らねぇよう 洋書でも読んで過ごすさ。』
理不尽に左遷されても不貞腐れず、いつでも役に立てるようにいようとする心構えに感服です。
第8回で、上記以外の心に残った場面や言葉
上記以外にも心に残った場面や言葉があるのでご紹介。
『全ては徳川のためじゃ。』
徳川慶喜が井伊直弼に言った言葉。
朝廷を軽んじる井伊たちの行為に立腹し、慶喜が井伊を叱ったのは徳川を思ってのこと。
表立って大きな動きはしませんが、裏で徳川家をしっかり支えようとしている慶喜の姿勢が素晴らしいですね。
「青天を衝け」第9回で特に心に残った場面や言葉【3つ】
第9回「栄一と桜田門外の変」より。
今回紹介する登場人物はこちら↓
登場人物を詳しく知るため、主な登場人物の相関図を見る(NHKのページへ)
『根本は何も変わりやしねぇ。』
渋沢栄一が妻の千代に気持ちを吐露したときのセリフ。
『あやつを殴ったとしても まあ一瞬はスキッとするかもしれねぇが 根本は何も変わりやしねぇ。』
以前、栄一が腹を立てた代官について思い返したときに、代官ではなく世の中の”仕組み”自体が間違っているのでは?と思い直して千代に話しています。
代官に腹を立てた当時はもう少しで手を出しそうになっていたましたが、改めて落ち着いて考えて、根本的な原因を探ろうとしています。
表面的なところではなく、根本を考えるのはとても重要なことですよね。
日々いろいろなことを考える際に、大事にしたい考えです。
何かトラブルがあったときに表面だけ改善しても、解決せず同じようなトラブルが再発しますもんね。
『おりゃあ生き延びますぜ。』
謹慎中の徳川慶喜に諍臣の平岡円四郎が別れの挨拶に寄ったときに言った言葉。
『おりゃあ生き延びますぜ。』
『いつか… いつかきっとまた あなたの家臣になるために。』
再び円四郎が慶喜の側で仕えるように、意を決しているシーン。
円四郎の主君(慶喜)を支えようとする気持ちがヒシヒシと伝わってきました。
このとき慶喜から円四郎への健康に関するアドバイスがあり、二人の信頼関係がしっかりと構築されているのが見られて感動です。
この時代の主従関係は厳しいものだと思いますが、この二人が互いにとても信頼しあっている感じが素敵です(^^)
このとき慶喜が円四郎にアドバイスしたものは、慶喜の父 徳川斉昭から教わったものです。
第1回の放送「栄一、目覚める」で語られているので、気になる方は観てみてください♪
『これで水戸は… 敵持ちになってしまった。』
大老 井伊直弼が水戸藩の一部の者たちに襲撃されたと急報を受けた徳川斉昭がつぶやくように言ったセリフ。
『これで水戸は… 敵持ちになってしまった。』
斉昭は幕府から水戸に籠もることが命じられ、水戸の家臣たちへは自重するように命令していました。
しかし、家臣たちは自重せず、井伊直弼を襲撃してしまったのです。
斉昭はチャンスを待っておとなしく籠って過ごしていたのに、家臣たちが思わぬ行動を起こしてしまい…
観ていてとても心が苦しかったです…。
斉昭の家臣たちは、斉昭の望みは”主君が受けた処分への仕返し”をして”恩義を報いること”と勝手に忖度してしまったんでしょうね…。
主君のために何かしなければ…という想いが、主君の望む想いとは全く違って悪い展開になってしまったことに、心が痛みます。
第9回で、上記以外の心に残った場面や言葉
上記以外にも心に残った場面や言葉があるのでご紹介。
『お前を嫁にもらった俺は百人力だ。』
栄一が千代に言った言葉。
愛って良いですよね(*^^*)
愛の力は最強です!
『命を失ったとはいえ 大老を血祭りに挙げるとは あっぱれだいなぁ!』
江戸で井伊直弼が水戸の浪士に討たれたと知った渋沢喜作の、水戸浪士の行動に対する感想。
この時代は自分の役目を果たせれば、命も惜しくない(散るのは美徳)と考えられる時代だったんですよね、きっと…。
今では考えにくい思想ですが…
まっすぐと言えばまっすぐなんでしょうが…方向性が間違えば、とても怖い過激な思想だと思えてしまいます。
『案ずるべきは この水戸ぞ…。』
『ありがとう。』
斉昭が亡くなる前に妻の吉子に言ったセリフ。
最期の最期まで自分のことでなく、水戸のことを思っていた斉昭。
また、妻への感謝を述べて息絶えました…。
このシーンは涙なしでは観られませんでした(T_T)
斉昭が倒れる前に月を眺めるシーンがあるのですが、今回(第9回)の冒頭で、
『必ずや きっと 再びこの江戸屋敷に戻り 月をめでる日がくるであろう。』
と言っており、それが果たせずに亡くなってしまったのがとても残念無念です。
さいごに
以上、大河ドラマ「青天を衝け」第8回「栄一の祝言」、第9回「栄一と桜田門外の変」で心に残った場面や言葉を(主観で)ご紹介しました。
第8回「栄一の祝言」振り返り
- 『その苦労をしねえと 見れねぇ景色があった。』
- 『幸せにしろよ。』
- 『いつかまた プチャーチンやハルリスと 会った時 困らねぇよう 洋書でも読んで過ごすさ。』
◇ ◇ ◇
栄一が自分の進む道をはっきりと見つけ、お嫁さんをもらい、これからより立派に成長をしていきそうですね!
幸せいっぱいな栄一の一方、幕府では不穏な動きが…
物語が大きく動きそうなこれからの展開に目が離せません…!
第9回「栄一と桜田門外の変」振り返り
- 『根本は何も変わりやしねぇ。』
- 『おりゃあ生き延びますぜ。』
- 『これで水戸は… 敵持ちになってしまった。』
◇ ◇ ◇
栄一たちは江戸から帰ってきた尾高長七郎から話を聞き、血洗島の男性たちは”尊王攘夷”だと盛り上がっていきます。
そして長七郎に続き、喜作も江戸へ行くことになり…
江戸に行きたがっている栄一は周りに先を越されてしまいましたが、栄一も江戸に行くことが出きるのでしょうか?
父へ江戸行きの許可を請い、その返事は…?
一方で、江戸方面は乱れ始めています。
幕府はどうなるのか?
江戸はどうなるのか?
続きが気になりますね!
どれか一つでも気になる言葉や場面はありましたか?
この記事を見てくれた方の心に残るものがあれば嬉しく思います♪
視聴者を惹き込む魅力いっぱいの本当に素晴らしいドラマなので、未視聴の方はぜひ、映像を観てみてくださいね♪
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