10年以上前の学生時代に聞いて、いまだに心に残っている言葉があります。
当たり前の言葉かもしれませんが、これを見た誰かひとりにでも、心に残ると嬉しく思います。
為せば成る…
この言葉を知っている人は居るかもしれませんが、この言葉にはもう少し続きがあります。
為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり
高校生の時に、担任の先生が言っていた言葉です。
調べてみると、米沢藩藩主の上杉 鷹山(うえすぎ ようざん)の言葉だそうです。
「為せば成る」とあり、物事に取り組めば、成し遂げることができるのです。
しかし、「成らぬは人の為さぬなりけり」とあるように、何も成し遂げられないのは、何もしないからです。
ビビッて行動力が欠けてしまうときは、この言葉を思い出して、自分を奮い立たせています。
行動して失敗してしまっても、経験値は貯まります!
「失敗」というネガティブワードより、次の考えの方が良いかもしれませんね。
発明家のトーマス・エジソンの言葉を借りれば、「うまくいかない方法を発見した」ことになります。
致命傷を受けない程度に、小さく行動していきたいですね。
お前たち、いいか、考えろ!
お前たち、いいか、考えろ!ちゃんと自分の頭で考えるんだ!
自分で考えるクセをつけておかないとダメだぞ!!
高校生の時に、副担任の先生が言っていた言葉です。
授業の時間になるたびに、毎回言われていたような気がします。
学生時代は自分で考えることの重要性を感じていませんでしたが、今になって、自分で考えることの大事さを痛感しています。
考えるのは、時に大変で、苦労をすることもあります。
人の考えに流されて、生きていくのが『楽』だと感じることもあるでしょう。
しかし、それでは時には身を滅ぼすことがあるのです。
何も考えず、自分で考えられなければ、他人の言うなりで、騙されてしまうことがあります。
酷くだまされて致命傷を負い、立ち直れなくなってからでは手遅れです。
また、他人の考えに流されるのは、自分の人生を他人に委ねることになってしまいます。
インターネットが普及して多くの情報に触れられる中、他人の言葉を鵜呑みにせず、自分で考える力がますます必要だと感じます。
さいごに
最近、新しいことに挑戦できるようになったのは、一番多感な思春期に、上記の2つの大事な言葉を聞けたからだと強く感じます。
社会人になってからもしばらく、自分であまり考えず、なんとなく生きていました。
上司などの言うことに流されていた方が楽だったからです。
しかし、自分が上の立場になっていき、考える力と行動力不足を痛感しました。
私は運良く、悪い人たちに騙されることはほぼなく、身を滅ぼすことはありませんでした。
身を滅ぼす前に、考えること、行動力の重要性に気づけました。
今後はますます「しっかりと考えて、行動する」というとこが重要になってくると思います。
何も考えず、何も行動せず、ただ、口を開けて「おこぼれ」を待っているだけでは生きていけません。
残酷にも、世の中は弱肉強食です。自分を守れるのは自分です。
今回の言葉が誰かの気づきになれていたら幸いです。
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