こんにちは!
BTOでパソコンをカスタマイズして大満足しているNoko(のこ)です!
パソコンを買おうと迷っているけど、スペック表を見てもCPUとかメモリとか、よくわからなくて難しそう…
そんなあなたに、BTOパソコンを選ぶ際に押さえておいた方が良い、[CPU・メモリ・ストレージ(HDDやSSD)]についてどんな物かを、例え(イメージ)を交えてお伝えします!
パソコンを購入しようとしている方の参考になれば幸いです!
CPUとは?
CPUとは、「Central Processing Unit」の略で、日本語訳すると、「中央演算演算装置」です。
パソコンの頭脳に当たる部分です。
CPUの性能が高ければ高いほど、処理能力が高くなり、快適に作業を行いやすくなります。
主なCPUメーカー
現在(2022年)主流なのが、intel社製品とAMD社製品です。
下の表は左側から性能の高い順に並んでいます。
intel社 | Core i9 | Core i7 | Core i5 | Core i3 |
AMD社 | Ryzen 9 | Ryzen 7 | Ryzen 5 | Ryzen 3 |
intelでは、Core i9 > Core i7 > Core i5 > Core i3、
AMDでは、Ryzen 9 > Ryzen 7 > Ryzen 5 > Ryzen 3 です。
どのCPUが良いかは、用途や使用するソフトなどにもよりますが…
- 無難な選択なら、Core i5やRyzen 5
- 文書作成やネット閲覧くらいなら、Core i3やRyzen 3
- 動画編集やゲーミングパソコンとして使いたい場合はCore i7やRyzen7以上をオススメ
CPUを分かりやすいものに例えると?
料理人
です! (※あくまでイメージです)
CPUのコアについて
コアは計算処理を行う箇所です。
コア数が多ければ多いほど、効率的に処理を行えます。
同時に複数の作業を行うときに快適に操作できます。
(例:パソコンで文書作成をしながら、動画を観ながら、メール確認画面を同時に見る、等)
CPUのコア数を分かりやすいものに例えると、
料理人の人数
という感じになります。 (※あくまでイメージです)
- シングルコア…料理人が1人
- デュアルコア…料理人が2人
- クアッドコア…料理人が4人
- ヘキサコア …料理人が6人
- オクタコア …料理人が8人
CPUのスレッドについて
スレッドは一つのコアで行える作業数です。
シングルスレッドまたはマルチスレッドがあります。
スレッドを分かりやすいものに例えると、
料理人が使用する腕の数
です。 (※あくまでイメージです)
- シングルスレッド…料理人が1本の腕で調理
- マルチスレッド …料理人が2本の腕で調理
マルチスレッドだと、より効率的に作業を行える場合があります。
(効率的に行えるかは、作業内容によります)
メモリとは?
CPUが処理を実行するためのデータを一時的に保存するパーツです。
メモリ容量に○GBと数字がありますが、数字が大きい方が処理が効率化されて、スピーディーに作業を出来ます。
メモリを分かりやすいものに例えると?
調理台(の広さ)
です! (※あくまでイメージです)
ストレージ(HDDやSSD)とは?
ストレージとは、パソコンのデータを長期間保存しておくためのパーツです。
数字が大きければ大きいほど、たくさんのデータや大きなデータを保存できます。
パソコンに内臓するストレージの主流は、以下の2種類です。
- HDD
- SSD
ストレージを分かりやすいものに例えると?
倉庫・冷蔵庫
です! (※あくまでイメージです)
この場合、データを分かりやすいものに例えると?
食材・料理
です! (※あくまでイメージです)
HDDについて
HDDとは、「Hard Disk Drive」の略で、データなどを磁気的に書き込み・読み込みする記憶媒体です。
磁気的(物理的)に記録するため、SSDと比べると、構造的に衝撃に弱いです。
SSDについて
SSDとは、「Solid State Drive」の略で、データなどを内蔵されたフラッシュメモリに書き込み・読み込みする記憶媒体です。
物理的に記録しないので、HDDと比べると衝撃に強く、読み込み・書き込みが速いです。
ただ、HDDと比べると、容量当たりの単価が高い傾向にあります。
HDDとSSDの比較
HDDとSSDを比較してみます。
HDD | SSD | |
---|---|---|
転送速度 | △ | ○ (速い) |
作動音 | △ | ○ (静か) |
耐衝撃 | △ | ○ (HDDより強い) |
容量 | ○ (大容量がある) | △ |
価格 | ○ (SSDより単価が安い) | △ |
SSDの方が転送速度が速いので、システムやソフトウェアの起動が速くなります。
パソコンの起動や動作は速いほうが良い方は、SSDにすることをオススメします!
(容量は少なくとも250GBあると良いと思います)
【おまけ】グラフィックボードについて
グラフィックボードは、画像の描写や3Dグラフィックの演算処をして、ディスプレイに画像や映像を映すためのパーツ。
「グラボ」や「ビデボ」と呼ばれることもあります。
ゲーミングや動画編集、3Dデータ作成をやる際にはほぼ必須です。
(グラフィックボードの性能を活かすには、性能の良いCPUや容量の多いメモリが必要になります。)
おすすめは「性能バランスの良い」パソコン
パソコンを選ぶ際に大事なのは、パソコンの性能のバランスが良いものを選ぶことです。
性能バランスの良いパソコンを選ぶには、CPU、メモリのバランスが特に大事になります。
※ストレージなどの他のパーツももちろん重要です!
パソコンパーツは上記で例えてきたもので見ると分かりやすいかと思います。 (※あくまでイメージです)
- CPU(料理人)が良くて、メモリが少ない(調理台が狭い)場合
⇒調理台がせまくて調理人の良さが発揮しきれない
- CPU(料理人)が良くなくて、メモリが大きい(調理台が広い)場合
⇒調理人の力量が追い付かず、調理台のスペースをうまく活用できない
- CPU(料理人)がほどほどで、メモリが普通(調理台が普通サイズ)の場合
⇒ほどほどに、それぞれの良さが発揮される
- CPU(料理人)が良くて、メモリが大きい(調理台が広い)場合
⇒効率よく、次から次へと仕事をこなせる
※ストレージ(倉庫・冷蔵庫)からデータ(食材・料理)を早く出し入れするには、ストレージをSSDにする必要があります。
※高性能のCPUやメモリの性能を活かすには、メインストレージをSSDにした方が良いでしょう。
予算内で、バランスの良いパソコンパーツを選ぶのがオススメです。
まとめ:目的に合ったバランスの良いパーツを選ぼう!
BTOパソコンを選ぶ際に押さえておいた方が良い、[CPU・メモリ・ストレージ(HDDやSSD)]についてお伝えしました。
[CPU・メモリ・ストレージ]はパソコンでとても大事なパーツだと考えているので、今回記事にしました。
最後に、この記事の内容を簡単に振り返ります。
予算内で、バランスの良いパソコンパーツを組み合わせるのがオススメです。
パソコンパーツは日進月歩で、次々と新しい製品が出てきます。
この記事が2022年にパソコンをBTOで購入しようとしている方の参考になれば幸いです!
より良いパソコンライフをお送りください♪
◇ ◇ ◇
BTOパソコンをカスタマイズするする際に、自作パソコンの知識があるとより良いパーツ選択が出来ると思います♪
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