こんにちは、Noko(のこ)です!
2021年2月14日からNHKの大河ドラマ「青天を衝け」が放送されました。
NHK 大河ドラマ 「青天を衝け」(NHKのページへ)
NHK 大河ドラマ「青天を衝け」1話と2話を観て、心に残った場面や言葉が多くあったのでご紹介します!
- 第1回「栄一、目覚める」
- 第2回「栄一、踊る」
「あぁ、分かる!このセリフ響くわ!」
というものから、
「え?私は何とも思わないな…」
というものまであるかと思いますが、完全に私の主観で選びました!
ドラマを観た方も、観ていない方も、何か感じられるものがあれば幸いです。
それぞれの場面の雰囲気を作り出し、言葉に感情を込めた俳優さん達はもちろん、美術や音楽などの演出も素晴らしい作品で、熱量がすごいです!
まだ観ていないのなら勿体ない!!
とっってもオススメな作品です(^^)
では、心に残った場面やセリフをご紹介していきます!
(登場人物の敬称は略しています)
※この記事はドラマの内容を含みます。ネタバレが嫌な方は上記の配信先などから先にドラマをご覧ください。
「青天を衝け」で特に心に残った場面や言葉【9つ】
「青天を衝け」第1回「栄一、目覚める」と第2回「栄一、踊る」から選んでます。
今回紹介する登場人物はこちら↓
登場人物を詳しく知るため、主な登場人物の相関図を見る(NHKのページへ)
『俺が守ってやんべぇ この国を。』
主人公 渋沢栄一のセリフ。
『俺が守ってやんべぇ この国を。』(幼少期)
投獄されていた高島秋帆に対して、幼少期の栄一が放ったセリフ。
まだ幼いのに、”国を守る”と言う栄一に強く心を打たれました。
勇ましくて格好良いですよね!
『…上に立つものは下のものへの責任がある…』
栄一の父 渋沢市郎右衛門が学問を教えている時のセリフ。
『「君を致す」とは 上が正しい政をし 皆に幸せをもたらすということだ。
公方様でも 親でも師匠でも 人の上(うえ)に立つものは 皆 上(かみ)だ。
上に立つものは下(しも)のものへの責任がある。
大事なものを守るつとめだ。』
人の上に立つということは責任も伴うということ。
これは胸に深く刻んで、意識してしっかりと行動していきたいですね!!
『いいものを作りゃあ 人にうれしがられ 自らも利を得て また村を潤すこともできる。人のためにも己のためにもなる。』
栄一の父 渋沢市郎右衛門のセリフ。
『藍玉は いいものを作りゃあ 人にうれしがられ 自らも利を得て また村を潤すこともできる。
人のためにも己のためにもなる。
いい商いだに。』
父が栄一と喋っているシーンでのセリフ。
この考えは商売の基本中の基本かと考えます。
”三方よし”の考えで常にとても大事にしたいと思い、ドラマで聞いて改めて心に響きました。
どんな時でも忘れぬよう、胸にしっかりと刻み込んでおきたいものです。
『藍玉を褒められるというんは まるで息子が褒められてるみてぇで うれしいもんだに。』
栄一と市郎右衛門(栄一の父)の会話。
父 『だからこそ その藍玉を褒められるというんは まるで息子が褒められてるみてぇで うれしいもんだに。』
栄一【なぬ?息子みてえにか?】
父 『おう。だけんども藍玉と違って この息子は俺の思うようには育たねぇ。』
栄一【ありゃ。こりゃ 一本取られたに。】
このやり取りが微笑ましかったです。
父親は息子をイジりますが、息子は怒らずに上手に返すところに、温かな親子の関係を感じ、心温まりました。
『人は 生まれてきたその時から 一人でないんだよ。』
栄一の母 渋沢ゑいのセリフ。
『人は 生まれてきたその時から 一人でないんだよ。
いろんなものと つながってんだよ。
それを ここの奥底だって分かってんだよ。
一人じゃないことを。』
”ここ”とは”心”のこと。
自分は一人ではなく、家族や友人、村の人達など、多くの人と繋がっている。
心に余裕がないと視野が狭くなり、周りを見られなくなりがちですが、常に自分の周りの存在を感じながら、感謝しながら生きたいと思います。
『あんたがうれしいだけじゃなくて みぃんながうれしいのが一番なんだで。』
栄一の母 渋沢ゑいのセリフ。
『ここに聞きな。
それが本当に正しいか 正しくないか。
あんたがうれしいだけじゃなくて みぃんながうれしいのが一番なんだで。』
”ここ”とは”心”のこと。
他人の喜びも考えられるのが良いとの教えです。
”皆”が嬉しいことがやはり良いですよね!
『苦しい時ほど楽しまねぇと。』
栄一の母 渋沢ゑいのセリフ。
『苦しい時ほど楽しまねぇと。』
苦しい時は余裕がなくなりがちですよね。
しっかりと心に留めておきたい、忘れたくない思いですね!
『この身は離れていようとも 心は近くにある。』
『七郎よ ひとときも 天命を忘れることなく備えねばならん。
いつか日の本を守る役目を果たすための父は全てをそなたに授ける。
この身は離れていようとも 心は近くにある。』
強制的な隠居で離れて暮らすことになった水戸藩主 徳川斉昭(父)から七郎麻呂(息子)への想いを語るシーン。離れていても、子を想う心にジーンときました。
『皆がそれぞれ 自分の胸に聞き 動くしかないのだ。』
『皆がそれぞれ 自分の胸に聞き 動くしかないのだ。』
砲術家 高島秋帆の想い。
周りに惑わされず自分の心に従って生きていきたい、と強く感じました。
皆が”それぞれ”。他人任せではなく、自主的に行動していきたいものです!
上記以外の心に残った場面や言葉
上記以外にも心に残った場面や言葉があるのでご紹介。
『藍の葉は 手間暇かけた分だけいい青が出せるんだ。』
『手ぇ抜くやつに その青は出せねぇ。』
栄一の父 渋沢市郎右衛門のセリフ。
仕事への情熱、良いものを作ろうと頑張る職人の心に惹かれました。
栄一『だって おいちゃんも 村の祭りは大事だと言ったじゃねぇか!』
栄一『大事と分かってんのにやんねぇのは「義を見てせざるは 勇無きなり」だ!』
父 【何も分かんねぇもんが 偉そうなこと言うな!】
栄一が父や伯父たちに意見する場面です。
栄一のまっすぐな想いと、大人の事情で思うように振舞えない父の複雑な心境に胸がぎゅっとなりました。
お父さん(市郎右衛門さん)、あそこで叱るの辛かったろうに…とお察しします。
『当主たるもの 常に乾いておらねばならぬ。』
水戸藩主 徳川斉昭が、”当主たるものの在り方”を息子に伝えるシーン。
自分は当主ではないですが、乾きを意識して、常にハングリーに生きたいと感じました。
さいごに
以上、大河ドラマ「青天を衝け」で心に残った場面や言葉を(主観で)ご紹介しました。
- 『俺が守ってやんべぇ この国を。』
- 『…上に立つものは下のものへの責任がある…』
- 『いいものを作りゃあ 人にうれしがられ 自らも利を得て また村を潤すこともできる。人のためにも己のためにもなる。』
- 『藍玉を褒められるというんは まるで息子が褒められてるみてぇで うれしいもんだに。』
- 『人は 生まれてきたその時から 一人でないんだよ。』
- 『あんたがうれしいだけじゃなくて みぃんながうれしいのが一番なんだで。』
- 『苦しい時ほど楽しまねぇと。』
- 『この身は離れていようとも 心は近くにある。』
- 『皆がそれぞれ 自分の胸に聞き 動くしかないのだ。』
9つ(+α)ご紹介しましたが、何か一つでも気になるものはありましたか?
この記事を見た方の心に残るものがあれば嬉しく思います♪
◇ ◇ ◇
もちろん、今回ご紹介した場面や言葉”そのもの”も良いですが、俳優さんたちの迫真の演技でとても魅力的な作品に仕上がっています。
子役さん達の演技も素晴らしですよ!
気になる方は是非、映像でも観てみてくださいね♪
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