こんにちは、Nokoです!
NHK大河ドラマ「青天を衝け」で心に残った場面やセリフをご紹介するシリーズの8回目。
今回の記事では
第11回「横濱焼き討ち計画」
からご紹介します!
「あぁ、わかる!このセリフ響くわ!」
というものから、
「え?私は何とも思わないな…」
というものまであるかと思いますが、完全に私の主観で選んでます。
ドラマを観た方も、観ていない方も、何か感じられるものがあれば幸いです!
※この記事はドラマの内容を含みます。ネタバレが嫌な方は下記の配信先などから先にドラマをご覧ください。
では、心に残った場面やセリフをご紹介していきます!
(登場人物の敬称は略しています)
「青天を衝け」第11回で特に心に残った場面や言葉【8つ】
第11回「横濱焼き討ち計画」より。
今回紹介する登場人物はこちら↓
登場人物を詳しく知るため、主な登場人物の相関図を見る(NHKのページへ)
『生き残ったお前には 今 生きている俺たちには 河野の代わりに なすべき定めが まだあるはずだ。』
自分の命は惜しくないと言う、いとこの尾高長七郎に渋沢栄一が言った言葉。
『生き残ったお前には 今 生きている俺たちには 河野の代わりに なすべき定めが まだあるはずだ。』
安藤信正の暗殺を叶えられずに死んだ河野。
栄一の言う、”生きている”や死んだ”河野の代わりに なすべき定め”という言葉が、残った者が自分の命を何に使うべきかを冷静に考え直させてくれているように感じます。
意志を貫いて死んだ河野に対して、何もできずにいた長七郎は辛く悔しいと思いますが、大切な人を”無駄死に”させたくない栄一の気持ちが強く伝わってきます。
[栄一と千代の子、市太郎 誕生!]
栄一と妻 千代の間に子ども(市太郎)が生まれました!
とても幸せそうな渋沢家。
なかなか子ができないということを前に言っていたので、感極まりました(TvT)
幸せな家庭を築いてほしいですね(^^)
『攘夷など もはや詭弁。』
徳川慶喜の言葉。
『攘夷など もはや詭弁。』
自分の身内(父)が唱えていた”攘夷”が周囲で盛り上がりを見せる中、慶喜は浮かれず冷静に世の中を見ていますね。
落ち着いて世の中を見据えていてる慶喜は本当にしっかりした方です。
『市太郎の分まで精いっぱい生きねえと。』
はしかにかかって亡くなった市太郎の墓前で栄一の母 ゑいが千代に掛けた言葉。
『市太郎の分まで精いっぱい生きねえと。』
市太郎が亡くなって深い悲しみの中にいる千代。
そんな千代に、ゑいは自身も子どもを亡くしたことがあることを話します。
『あんたが悪いんじゃねぇよ。誰も悪くねぇ。』
千代を攻めたりせず、優しい言葉をかけるゑい。
同様の悲しい経験をしたゑいは、千代の気持ちを理解しつつ前を向かせようとします。
ここでもゑいの優しさ、強さが印象に残る…とても良いシーンでした。
『どうしても一橋家に戻りたいと頼み込み この度… 殿のおそばに戻れることと 相なりましてございます。』
慶喜へ、平岡円四郎からの挨拶。
『どうしても一橋家に戻りたいと頼み込み この度… 殿のおそばに戻れることと 相なりましてございます。』
別の命令を断ってまで、一橋家で働きたいと頼み込んだ円四郎。
殿(慶喜)に仕えたいという円四郎の気持ちがとても伝わるシーンでした。
また、円四郎が再び家臣として戻ってくれて『よかったぞ。』と言う慶喜を見ると、二人に結ばれた信頼関係が強固なものだと改めて感じられました。
第9回「栄一と桜田門外の変」の放送で、謹慎中の慶喜と別れる前に
『いつかきっとまた あなたの家臣になるために。』
と円四郎は伝えています。
そのときの言葉通りにまた慶喜の家臣に戻ってきてくれましたね。
二人が出会った頃は、「ご飯も上手くよそえない円四郎が諍臣で大丈夫かな?」なんて不安に思い観てましたが、今ではとても頼もしく感じ、円四郎がいなければ寂しいです。
慶喜の側には円四郎が似合いますね(^^)
『俺は 父をも超える大義をなしてみせる!』
酒の席で藤田小四郎が栄一たちの前で言った言葉。
『俺は 父をも超える大義をなしてみせる!』
小四郎はやけ酒を飲んでいる感じでしたが、熱くなった栄一にいろいろとズバズバ言われ、気持ちが切り替わったようです。
父(藤田東湖)や烈公(徳川斉昭)を亡くし、仲間を殺されて、小四郎はとても辛く悔しい思いをしていますが、いつか機を伺って、その意気で頑張ってほしいと思います。
小四郎の父は偉大な人で、超えるのは大変だと思いますが…
応援したくなりますp(^^)q
『みんなが幸せなのが一番なんだ。』
栄一が家族の前で言ったセリフ。
『俺一人満足でも この家の商いがうまくいっても… この世の中みぃんなが幸せでなかったら 俺はうれしいとは思えねぇ。』
『みんなが幸せなのが一番なんだ。』
栄一は国のことを身内のように、わが身の事のように思っています。
(第10回「栄一、志士になる」の放送より)
国の行く末を案じて、自分の家族との縁を切ってまで、みんなの幸せを望んで生きようとします。
”自分だけ”が幸せでなく、”みんな幸せ”って素敵なことですよね(^^)
第1回「栄一、目覚める」の放送で、栄一の母 ゑいが栄一に言った、
『あんたがうれしいだけじゃなくて みぃんながうれしいのが一番なんだで。』
というセリフが栄一の根底にあるんでしょうね。
『栄一 お前はお前の道を行け。』
大義のために勘当してほしいと言った栄一に対して、父 市郎右衛門が言ったセリフ。
『栄一 お前はお前の道を行け。』
いきなり息子から”勘当してほしい”と言われ、怒鳴り散らすでもなく、思い直させることもなく、話を聞いてから言葉を発しています。
栄一の道は、市郎右衛門の「百姓の分を守り通す」という道とは全く異なりますが、息子の意思を尊重していますね。
市郎右衛門は本当に人格者だなぁ、と感じます。
今まで跡取りとして育ててきたひとり息子が、いきなり
「縁を切ってほしい」
なんて言ってきたら、冷静に話を聞くことすら難しそうですよね…。
『もう お前という息子はいねぇものと思って 俺が10年若返って働くことにすらい。』
というセリフまで言えてしまうなんて…
市郎右衛門には頭が下がります。
第11回で、上記以外の心に残った場面や言葉
上記以外にも心に残った場面や言葉があるのでご紹介。
『幕府に異を唱え 兵を挙げれば 俺たちは二度とこの地には戻れねぇ。』
尾高惇忠が言った言葉。
このとき栄一も
『俺たちは命をかけ 国のために 一矢報いることができりゃあ それでいい。』
と言っており、みなさんの覚悟がヒシヒシと伝わってきます。
『日の本はお武家様だけのもんじゃねぇ。 俺たちにも志はあります。』
武士が仕切っている世の中で、(武士でない)農家の自分たちも国を想って動いているという心意気にシビれます。
[お酒の席で栄一と小四郎が出会った場面]
憧れの先生(藤田東湖)のご子息(小四郎)が目の前に現れましたが、ひどい体たらくでした。
そんな小四郎を見て、思いが込み上げ熱くなってしまった栄一はズバズバと物を言っています。
このシーンは栄一も小四郎も熱かったです!
『俺を… この中の家から勘当してください。』
栄一が市郎右衛門に勘当をお願いしたシーン。
次の子ども(うた)が生まれたのに、「何を言ってるんだ栄一は?」と思いました。
第2回「栄一、踊る」では、
『俺に継がせてくれ。 頼む。 そう思って 今まで家業を学んできたんだに。』
と言っていたのに。
しかし、自分の心に嘘偽りなく生きるため、家に迷惑をかけないために勘当をお願いしていたんですね。
このシーンは、栄一の真っ直ぐな熱い思い、ゑいの想い、千代の強さ、市郎右衛門の親心が溢れ、心が揺さぶられる場面が盛りだくさんでした。
それぞれの想いどれもが胸にグッときました。
さいごに
以上、大河ドラマ「青天を衝け」第11回「横濱焼き討ち計画」で心に残った場面や言葉をご紹介しました。
- 『生き残ったお前には 今 生きている俺たちには 河野の代わりに なすべき定めが まだあるはずだ。』
- [栄一と千代の子、市太郎生誕!]
- 『攘夷など もはや詭弁。』
- 『市太郎の分まで精いっぱい生きねえと。』
- 『どうしても一橋家に戻りたいと頼み込み この度… 殿のおそばに戻れることと 相なりましてございます。』
- 『俺は 父をも超える大義をなしてみせる!』
- 『みんなが幸せなのが一番なんだ。』
- 『栄一 お前はお前の道を行け。』
どれか一つでも気になる言葉や場面はありましたか?
この記事を見てくれた方の心に残るものがあれば嬉しく思います♪
◇ ◇ ◇
栄一の望む「みんなが幸せ」な世の中。
どんな世の中に変えていくのか…
栄一たちはどうなっていくのか…
これからの展開も見逃せませんね!
視聴者を惹き込む魅力いっぱいの本当に素晴らしいドラマなので、未視聴の方はぜひ、映像を観てみてくださいね♪
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