こんにちは、Nokoです!
NHK大河ドラマ「青天を衝け」で心に残った場面やセリフをご紹介するシリーズの10回目。
今回の記事では
第13回「栄一、京の都へ」
からご紹介します!
今回からは一橋家臣編!
「あぁ、わかる!このセリフ響くわ!」
というものから、
「え?私は何とも思わないな…」
というものまであるかと思いますが、完全に私の主観で選んでます。
ドラマを観た方も、観ていない方も、何か感じられるものがあれば幸いです!
※学生時代、歴史の授業は暗記で乗り切った私が、本とネットの情報を頼りにストーリーを楽しんでいます。
※そのため、間違いや解釈違いがあるかもしれません。
※この記事はドラマの内容を含みます。ネタバレが嫌な方は下記の配信先などから先にドラマをご覧ください。
では、心に残った場面やセリフをご紹介していきます!
(登場人物の敬称は略しています)
「青天を衝け」第13回で特に心に残った場面や言葉【4つ】
第13回「栄一、京の都へ」より。
登場人物を詳しく知るため、「NHKのページ」で主な登場人物を見る
『疑って悪かった。よろしくな。』
一橋家で働くことになった水戸藩士の原市之進に平岡円四郎が言った言葉。
『疑って悪かった。よろしくな。』
「一橋家臣の命を狙っているのでは?」と疑って市之進と対話しますが、話を聞いて疑いが晴れました。
そこで、きちんと謝って挨拶をしているところに円四郎の人柄がにじみ出ているのを感じました。
自らちゃんと”謝れる”こと、”挨拶できる”ことが素晴らしいなと感じました。
人と関わっていくためにはとっても大事なことですよね。
『奥方様にも 忠誠を尽くすと約束したんだ。』
円四郎と直接会えず、「平岡様へのご挨拶はよかねえか?」と言う渋沢喜作に渋沢栄一が言ったセリフ。
『奥方様にも 忠誠を尽くすと約束したんだ。』
『一遍お会いして礼を言わねえと 気が済まねえ。』
栄一たちが京に着いて、最初に慶喜の宿舎に円四郎へ挨拶に行ったときは、直接会っていなくても「礼は尽くした」、「きちんと挨拶に行った」と言っていました。
しかし実際はそれから何度も円四郎に直接会いに行っていました。
信義を重んじる栄一に心を打たれました。
[円四郎が栄一と喜作を呼び出して話をする場面]
円四郎は栄一たちが追われていることを知り、対処に困って、栄一たちと直接話しをする機会を設けます。
このシーンでグッときたのは下記の5つ。
- 栄一たちは正直に事の経緯や考えを話しているところ
- 円四郎は栄一たちの話を広い心で聞いているところ
- いたずらに命を投げ出すことについて、円四郎が栄一たちに言うところ
- 円四郎が栄一たちのことを、”政や自分の立場に関わりなく”気に入っているところ
- 栄一たちの悪運が強いとみているところ
円四郎も栄一たちも自分の意見を腹を割って話しているところに惹かれました。
円四郎の優しさが滲み出ているのも素敵です。
栄一たちは本当に悪運が強いなぁ、とは思います。
横浜焼き討ち計画などを企てても捕まっていなかったり、捕まりそうになるタイミングで円四郎に助けてもらったり…。
悪運強くなきゃ、今頃は投獄されていると思います(´_`;)
円四郎が栄一たちを『死なねえといいんだがなぁ…』と心配しているシーンが第12回「栄一の旅立ち」にありますもんね。
投獄、暗殺などある荒れる時代に”悪運”は必要そうですね。
『一橋の 家来になれ。』
円四郎が栄一と喜作を呼び出してかけた言葉。
『一橋の 家来になれ。』
水戸の烈公 徳川斉昭の息子 徳川慶喜(一橋家)の家来として誘われた栄一たち。
長七郎の件が絡んだことにより、改めて円四郎から家来の勧誘をされました。
円四郎が二人を”気に入って声をかけている”ってところがシビレますね。
身動きの取れなくなった栄一たちにはまたとない救いの手ですね!
しかもただの武士の家来ではなく、一橋家(徳川)!
これを受ければ、ものすごい出世になりそうですねo(^_^)o
第13回で、上記以外の心に残った場面や言葉
上記以外にも心に残った場面や言葉があるのでご紹介。
『世の中を知るってぇのも 悪いことじゃねぇだんべ。』
『俺がその分 存分に働かい。』
栄一の父 渋沢市郎右衛門が栄一の伯父 宗助(市郎右衛門の兄)に言ったセリフ。
栄一が家を出ていってしまっても、それを”世の中を知るため”と言う市郎右衛門。
家を想い、息子を想う、とても素敵な「中の家(渋沢家)」の大黒柱です(*^^*)
『今までの古くさい考えを捨て 全く新しい世にせねば免れませぬ。』
『一度すべてを捨て 我々で 新しい世を作ろうではありませんか。』
松平春嶽が慶喜と円四郎に言ったセリフ。
徳川の世がずっと続いている時代に、”一度すべてを捨て”、”新しい世を作ろう”と慶喜に言っているところに春嶽の強い意思を感じられ、印象的でした。
『藤田の名にかけても このまま じっとしてはおられませぬ!』
攘夷を唱えて徒党を組んだ藤田小四郎が武田耕雲斎に言った言葉。
小四郎は第11回「横濱焼き討ち計画」で、
『俺は 父をも超える大義をなしてみせる!』
と栄一たちに言い放っています。
”自分も何かせねば”という気概は十分伝わってきますが、焦っているようにも見えて心配です…。
[尾高長七郎がたぶらかされるシーン]
老中 安藤信正の暗殺失敗のころから長七郎の様子がおかしい感じがしてましたが…、ここに来て、大変なことになってしまいました。
とてもショックな出来事が起きました。
この長七郎の件で、栄一たちにも危険が生じてしまいます。
「キツネ」がどうのこうのと言っており、精神的に危ない状態だったように思います。
尾高惇忠が長七郎を心配して中村三平を同行させたのに、長七郎と三平がほんの少し離れたタイミングで…。
ショッキングな出来事でした。
さいごに
以上、大河ドラマ「青天を衝け」第13回「栄一、京の都へ」で心に残った場面や言葉をご紹介しました。
- 『疑って悪かった。よろしくな。』
- 『奥方様にも 忠誠を尽くすと約束したんだ。』
- [円四郎が栄一と喜作を呼び出して話をする場面]
- 『一橋の 家来になれ。』
どれか一つでも気になる言葉や場面はありましたか?
この記事を見てくれた方の心に残るものがあれば嬉しく思います♪
◇ ◇ ◇
身動きが取れなくなってしまった栄一と喜作のところへ、円四郎から救いの手が!
円四郎からの『一橋(徳川)の家来になれ。』との誘いに、栄一と喜作はどう返事をするのか?
そして、牢屋に入れられてしまった長七郎はどうなってしまうのか…。
次回も続きが気になりますね!
視聴者を惹き込む魅力いっぱいの本当に素晴らしいドラマなので、未視聴の方はぜひ、映像を観てみてくださいね♪
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