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こんにちは、FireタブレットユーザーのNoko(のこ)です!
Amazonのタブレット「Fireタブレット」を調べていると、次のように言われることがあります。
- Fireタブレットはおすすめしない!
- Fireタブレットはやめとけ!
- 買って後悔した
- ゴミ
Fireタブレットを購入検討しようとしているときに良い評価を見る一方、ネガティブなコメントを見ると不安になりますよね。
しかし実際、Fireタブレットの評価をネガティブに言っているのは、Fireタブレットの性能をよく調べずに衝動買いして後悔している人たちが多いです。
この記事では、なぜ「Fireタブレットはおすすめしない、やめとけ。」と言われるのかお伝えします。
そのあとに「Fireタブレットがおすすめではない人」と「Fireタブレットがおすすめな人」についても述べています。
Fireタブレットがどういったものかを調べれば、自分に合っているかどうかわかると思うので、タブレット選びの参考にしてくださいね。

iPadもAndroidタブレットもFireタブレットもそれぞれ2年以上は使っているので、その経験を元に記事を作成しています。
- Fireタブレットを購入検討するときに押さえておきたいこと
- Fireタブレットの否定的な意見の原因
- Fireタブレットをおすすめしない人
- Fireタブレットをおすすめしたい人
※執筆時点(2024年5月、随時追加・修正)での内容になります
押さえておきたいこと:Fireタブレットはエンタメ系を見聞きするときに利用するタブレット

Fireタブレットはどちらかと言えばエンタメ(エンターテインメント作品)を消費する(見る・聞く)ときに使うタブレットです。
Amazonプライムで動画を観たり、Amazonミュージックで音楽を聞いたり、Kindleで電子書籍を読んだりすることが、Fireタブレットの主な使用用途です。
エンタメ作品を ”作るのは不得意な端末” ということは頭に入れておきましょう。
「Fireタブレットはおすすめしない、やめとけ」と言われる原因 9選
「Fireタブレットはおすすめしない、やめとけ」と言われる原因は複数あります。
その中でFireタブレット選びの際に特に気にしておきたい内容をお伝えします。
- 性能の良い端末と比較してしまう
- 対応アプリが少ない(Google Playをサポートしていない)
- ロック解除に不満(顔認証が無い)
- 使い勝手がよくない(操作がわからない)
- SIMカードスロットが無い
- GPSが搭載されていない
- スマホのカメラと画質を比較してしまう
- ノートパソコン代わりに利用しようとした
- メイン端末として利用しようとした
※現行機でワイヤレス充電対応端末は発売されていないので、10個目の原因として記載した「ワイヤレス充電対応は「Plus」機種のみ」は2025年に外しました
それぞれの内容について見ていきましょう。
原因1:性能の良い端末と比較してしまう


iPadの方が良いから……やめとけ。
よく言われるのが次のようなコメントです。
- iPadの方が良い
- iPhoneの方が動きがスムーズ
- (高性能の)Androidタブレットの方がよく動く
- たくさんのアプリを使うと読み込みに時間がかかる
Apple製品の iPad や iPhone と性能だけで比べたら、FireタブレットよりApple製品の方が優れている部分が多いです。
Android製品も高性能な製品は高価ですがサクサク動いて使い勝手が良いです。
高性能で高価格なものと8千円代~3万円代のFireタブレットと比べるのはさすがに酷かなと思います。

軽自動車とスポーツカーとを比べるようなものかと思います。
あとたまに、中古の旧型Fireタブレットを買って「使えない」と発信している人も見かけます……。
FireタブレットにはFireタブレットの良さがあります。
集中して電子書籍読書や動画視聴をしたり、子どもの動画視聴用のタブレットにしたりするには便利に感じるかなと思います。
iPhoneやiPadと同程度の性能を求めるなら、初めからiPadを購入した方が後悔しないでしょう。
原因2:対応アプリが少ない(Google Playをサポートしていない)


アプリ少ないから……やめとけ。
Fireタブレットにアプリをダウンロードする場合はAmazonのアプリストアを利用しますが、対応アプリはあまり多くないです。
Fireタブレットでは次のアプリは利用できません(アプリストアにありません)。
- YouTubeの公式アプリ
- TVer
- LINE
- Googleのサービス関連
- マンガアプリ関連
- CLIP STUDIO
- アイビスペイント
- 原神などの一部ソーシャルゲームアプリ
……など。
(2024年5月時点)
上に挙げたアプリが使えないことからわかるように、Fireタブレット対応のアプリの数はGoogle PlayやApp Storeと比べたら少ないです。
使いたいアプリがAmazonのアプリストアにあるか事前に確認しておきましょう。
※FireタブレットはGoogle Playをサポートしていません。

余計な通知や誘惑が少なくて読書や動画視聴に集中しやすいですよ。
使えるアプリは多くないですが、Amazonのサービスを簡単に利用できたり、SilkブラウザでYouTubeやニコニコ動画を観たりできます。
GoogleやDropbox、Notionなど、ブラウザにも対応しているサービスならブラウザで利用できます。
「対応アプリを調べるのが面倒くさい。」とか「やりたいことができるか不安。」
もしこのように感じるなら、後悔しないためにも初めからiPadやAndroidタブレットを選びましょう。
原因3:ロック解除に不満(顔認証が無い)


ロック解除がダルいから……やめとけ。
Fireタブレットのロック解除はパスコード(PINやパスワード)、または Fire Max 11 の指紋認証のみです。
顔認証はありません。
多くのFireタブレットは指紋認証に非対応で、「ロック解除が面倒くさい」という意見があります。
生体認証に慣れてしまっている人はロック解除に不満を感じるかもしれませんね。

セキュリティ上おすすめはしませんが……
ロック解除をパスコードなしにする設定もできます。
ロック解除は……割り切るしかないですね。
子どもにパスコードさえ知られなければ、勝手に顔や指を使われてロック解除される心配はありません。
原因4:使い勝手がよくない(操作がわからない)


よくわからんから……おすすめしない。
FireタブレットはAndroidをベースにした「Fire OS」というシステムで動いています。
iPadやiPhoneなどのApple製品とは使い勝手が異なります。
Android端末とは操作感は似ていますが、やはり少し使い勝手が異なります。
Fireタブレットに慣れるまでは使い勝手がよくないように感じるかもしれません。
Fireタブレットは先の端末とは別物の「第3の端末」と思って使うのが良さそうです。
原因5:SIMカードスロットが無い


SIMカードに対応してないから……やめとけ。
FireタブレットにはSIMカードを挿れるスロットはありません。eSIMも非対応。
(※2024年10月上旬までに発売されたモデルにおいて)
Fireタブレットをインターネットに接続するには、Wi-Fiにつなぐかスマホのテザリングで接続することになります。
SIMカードを利用しようとしていた人はFireタブレットではなく、SIMカード対応の別のタブレットを選びましょう。
※「iPad Air(M2)」や「iPad Pro(M4)」は eSIM のみ対応(物理SIMは非対応)
原因6:GPSが搭載されていない




カーナビには使えないから……やめとけ。
FireタブレットにはGPSが搭載されていません。
GPSを利用したゲームで遊んだり、カーナビ代わりに利用したりしようと思っていた場合は、Fireタブレットは向いていません。
GPSで正確に場所を把握したい場合は iPad などのGPS搭載のタブレットをおすすめします。
GPSは搭載していませんが、Fireタブレットにあるラジオアプリ「radiko」はWi-Fiの位置で情報を取得してラジオを聴けますよ。
原因7:スマホのカメラと画質を比較してしまう




iPhoneの方がカメラ良いから……やめとけ。
Fireタブレットのカメラは画素数が少ない端末では2メガピクセル(Fire HD 7 など)、画素数が多い端末では8メガピクセル(Fire Max 11)です。
ところで、最近のスマホのカメラは高い画質で撮影できるものが増えています。
iPhoneのカメラと比較してみると、iPhone 15 で48メガピクセル、iPhone 11 でも12メガピクセルあります。
Androidのカメラと比較すると、Google Pixel 6a は12メガピクセル、AQUOS wish2 は13メガピクセルです。
最近のスマホと同じように繊細で綺麗な写真を撮れると思っているとがっかりするかもしれませんね。
Fireタブレットのカメラは記録としての写真やQRコードの読み取りに使えます。
原因8:ノートパソコン代わりに利用しようとした




パソコンの方が良かった……おすすめしない。
Fireタブレットをノートパソコン代わりに利用するのは厳しいです。
そもそもOSが違うのでやれることも違いますし、RAMの容量が心許ないからです。
Fireタブレットではノートパソコンで利用しているアプリはほとんど使えませんし、USBなどのポートも充実していません。
ノートパソコン代わりにFireタブレットを利用しようとするなら一度落ち着いて考え直しましょう。
Fireタブレット ≠ ノートパソコン です。
ノートパソコンとまったく同じことはできませんが、文書作成や動画視聴などはFireタブレットでもできます。
原因9:メイン端末として利用しようとした


Fireタブレットはサブ端末として利用するほうが向いています。
他のタブレットやスマホ、ノートパソコンなどと比べるとできることが少ないからです。
スマホをいじりながらFireタブレットで動画を観たり、音楽を流したりするような、補助的な用途として利用するには便利な端末です。
子どもに「YouTube動画を観たい!」と言われたときにスマホの代わりに渡すのもOK。
Fireタブレットをメイン端末にしようとしている人は、「自分がFireタブレットでやりたいことをできるか」をしっかり調べてから検討すると良いでしょう。
Fireタブレットだけでできることには限界があります。
エンタメ消費(動画の視聴や電子書籍の読書など)の端末として使うのがおすすめです。
番外編1:Showモードを利用できない




Showモードを使えないから……やめとけ。
2024年におこなわれたシステムアップデートでFireタブレットのShowモードが廃止されました。
※システムアップデート前まではFireタブレットでもShowモードを使えました


Fireタブレットに関する昔の記事で ”Amazon Photos 内に保存したお気に入りの写真や画像をShowモードで映し出そう!” とか、”FireタブレットのShowモードで天気やカレンダーを見る” といったことは今はできません。
Showモードのような使い方をする場合は Amazon Echo Show シリーズ(スマートディスプレイ)を利用しましょう。
番外編2:Amazon Photos 内の写真をデジタルフォトフレームとして映せない




Amazon Photos 内の写真をデジタルフォトフレームとして映せなくなったから……やめとけ。
2024年におこなわれたシステムアップデートでFireタブレットの Amazon Photos アプリの利用が廃止されました。
※システムアップデート前まではFireタブレットで Amazon Photos アプリを使えました
Amazon Photos に保存してある写真をFireタブレットで映し出せなくなりました。
Amazon Photos の画像をデジタルフォトフレームのように映し出したい場合は、Amazon Echo Show シリーズ(スマートディスプレイ)を利用しましょう。
Fireタブレットをおすすめしない人


「Fireタブレットはおすすめしない、やめとけ」と言われることもあるFireタブレット。
ここでは私が考えるFireタブレットはおすすめしない人をお伝えします。
- タブレットに高性能を求める人
- 主な用途はクリエイティブな作業(イラスト作成や動画編集など)の人
- たくさんのアプリを使いたい人
- たくさんのゲームで遊びたい人
- TVerを使いたい人
- LINEを使いたい人
- インターネットにどこでもつなげたい(SIM対応が必須な)人
- GPSを利用したアプリを使う人
- 最近のスマホのようなきれいな写真を撮りたい人
- ノートパソコンの代替品として使おうとしている人
- 最新モデルでワイヤレス充電を利用したい人
- 機械を触るのに強い苦手意識がある人
- Echo Showの代わりに使おうとしている人(Showモードは廃止されました)
⇒ Echo ShowをAmazonで見る
このような項目に当てはまってしまったら違うタブレットを検討したほうが良さそうです。
無難に利用するなら、利用者が多い iPad シリーズがおすすめです。


ただ……個人的には中古のiPadを買うのはおすすめしません。ハズレを引くと、余計に無駄にお金がかかるので……。
Fireタブレットをおすすめする人


続いては私が考えるFireタブレットをおすすめできる人をお伝えします。
- 安価なタブレットがほしい人
- 保証のつけられるタブレットを選びたい人
- スマホを使いながら別の端末でYouTubeや音楽を流したい人
- スマホのバッテリーを気にせず動画を観たい人
- Amazon Prime Video や Netflix、U-NEXT が観られればOKな人
- TVerはスマホやFire TVなどで観る人
- デジタルお絵かきを試してみたい人
- PDFデータを閲覧したい人
- Alexaを使って音声操作したい人
- 「YouTube見たい!」と言って子どもにスマホを持っていかれる人
- 子どもに子ども用のタブレット(キッズモデル)を与えたい人
- 孫に子ども用のタブレット(キッズモデル)をプレゼントしたい人
- microSDカード(別売)で容量を拡張して多くのコンテンツを楽しみたい人
- プライムビデオを観たり、Kindle本で読書をするなど、Amazonのサービスをよく利用する人
FireタブレットはAmazonのサービスに特化したタブレットですが、動画視聴やインターネット検索、アプリを利用したゲームなどもできます。
用途が合えばコスパのよい端末ですよ。
多機能、高性能なタブレットでなくてもよい場合はFireタブレットを検討してみるのもよいかもしれませんね。
まとめ:Fireタブレットが否定される理由を確認して検討しよう


この記事では、「Fireタブレットはおすすめしない!やめとけ!」と言われる理由を解説し、Fireタブレットをおすすめしない人とおすすめする人をお伝えしました。
さいごに記事の内容を簡単に振り返ります。
最初にお伝えしたことはこちら。
Fireタブレットはどちらかと言えばエンタメ(エンターテインメント作品)を消費する(見る・聞く)ときに使うタブレットです。
次に「Fireタブレットはおすすめしない、やめとけ」と言われる原因を10つ挙げました。
- 性能の良い端末と比較してしまう
- 対応アプリが少ない(Google Playをサポートしていない)
- ロック解除に不満(顔認証が無い)
- 使い勝手がよくない(操作がわからない)
- SIMカードスロットが無い
- GPSが搭載されていない
- スマホのカメラと画質を比較してしまう
- ノートパソコン代わりに利用しようとした
- メイン端末として利用しようとした
つづいて、Fireタブレットをおすすめしない人とおすすめする人はこのような人です。
- タブレットに高性能を求める人
- 主な用途はクリエイティブな作業(イラスト作成や動画編集など)の人
- たくさんのアプリを使いたい人
- たくさんのゲームで遊びたい人
- TVerを使いたい人
- LINEを使いたい人
- インターネットにどこでもつなげたい(SIM対応が必須な)人
- GPSを利用したアプリを使う人
- 最近のスマホのようなきれいな写真を撮りたい人
- ノートパソコンの代替品として使おうとしている人
- 最新モデルでワイヤレス充電を利用したい人
- 機械を触るのに強い苦手意識がある人
- Echo Showの代わりに使おうとしている人(Showモードは廃止されました)
⇒ Echo ShowをAmazonで見る
- 安価なタブレットがほしい人
- 保証のつけられるタブレットを選びたい人
- スマホを使いながら別の端末でYouTubeや音楽を流したい人
- スマホのバッテリーを気にせず動画を観たい人
- Amazon Prime Video や Netflix、U-NEXT が観られればOKな人
- TVerはスマホやFire TVなどで観る人
- デジタルお絵かきを試してみたい人
- PDFデータを閲覧したい人
- Alexaを使って音声操作したい人
- 「YouTube見たい!」と言って子どもにスマホを持っていかれる人
- 子どもに子ども用のタブレット(キッズモデル)を与えたい人
- 孫に子ども用のタブレット(キッズモデル)をプレゼントしたい人
- microSDカード(別売)で容量を拡張して多くのコンテンツを楽しみたい人
- プライムビデオを観たり、Kindle本で読書をするなど、Amazonのサービスをよく利用する人
Fireタブレットに過度な期待をしてしまうとガッカリしてしまうこともあるかもしれません。
しかしレビューや口コミをじっくり読めば感じるように、Fireタブレットは合う人にはとことん合う、コスパの良いタブレット端末です。
タブレットでやりたいことを明確にして、後悔のないタブレットを選びましょう!
より良いタブレットライフを。
以上です。